2007年5月6日

"What Is and What Should Never Be" Review (1)

20話「What Is and What Should Never Be」のエピソード・ガイドと感想なぞ書いてみました。



今回のタイトルは、お兄ちゃんの大好きなツェッペリンからでした。
邦題が「強き二人の愛」なのは、何かの間違いですよネ・・・。

夜の道路をインパラで軽快にとばすディーンですが、プレートナンバーが「CNK 80Q3」になっています。
前回でプリズン・ブレイクしたので偽装しているのですが、そ、それって今更遅すぎやしませんか!
ファースト・シーズンで、既に替えてないといけないような違法行為をいっぱいやってませんか・・・。

まぁ、そんな小さなツッコミはおいといて、どうやらディーンは行方不明者を調べる為に一人で行動し、サムはモーテルでお留守番です。
外にいるパトカーに神経質になっているサムに対して、「心配ないって!」と相変わらずお兄ちゃんはマイペースです。
サムによると、二人が追っているのはどうやらDjinnとのことですが、ディーンが「ジニー」と言っているのは、「かわいい魔女ジニー」
ひゃー、懐かし〜(笑)
「バーバラ・イーデンはhotだ」って、確かに「奥様は魔女」のサマンサよりは、セクシーだと思います。ハイ。
机の上には、ジンについての本や資料がいっぱい広げられてます。
サムによると、Djinnが潜んでいるのは大きな廃墟とのことで、心当たりのあるディーンは一緒に行くというサムを連れて行かずに一人で調べに行ってしまいます。
ああ、何か、もうお約束のパターンですネ・・・。

後ろに何かいますヨ・・・。
因に、この時ディーンが手にしているナイフに血がついているのは後で説明がありますね。


きたーーー!
Djinnは全身(まさに全身)刺青だらけでクリーピー!


目が覚めてみると、隣に全裸のhot chickとベッドにいるお兄ちゃんでした。
画面の右と左をどちらがサービス・ショットと言えるかは、もう疑問の余地がありません・・・。
Light Up Please!(心の叫び)
あ、お兄ちゃんは、いつもの不気味なお守りではなく、コインのようなネックレスをしています。


残念なことに服を着込んで(オイ)、部屋の探検を始めるお兄ちゃんですが、意外に部屋が片付いていますね〜。ロック好きのお兄ちゃんらしく、ギターがあります。
さて、見も知らない場所にいる事実に焦ってサムに電話するお兄ちゃんですが、「ジン(Djinn)に襲われたんだ」と言っても、サムには「ジン(gin)を飲んだのか?」と酔っぱらい扱いされてしまう始末。

D「ジンだよ!あの気色悪いヤツだよ!アイツに触られて、目が覚めたら隣にセクシーな女の子がいたんだヨ!」
S「誰だって?カーメンのことかい?」
D「誰だそりゃ?」

もう二人の会話は全く噛み合わないまま、「酔ってるんだね」とサムに断定されて、「もう遅いから明日会おう」と電話を切られてしまいます。
電話が切れた時の二人の表情が対照的でおかしいです。サムは「は〜(溜息)」だって(笑)
そして、サムが読んでいた本のタイトルは、「CRIMINAL LAW AND PROCEDURE」。つまり、サムはLaw Schoolに通っているということです!

サムに電話を一方的に切られたお兄ちゃんは、テーブルの上の郵便物の住所を見てビックリ!
何と「53 Barker Avenue, Laurence, Kansas」と記されているからです!


そこに、物音に目を覚ましたhot chick(笑)がガウン一枚のセクシーな姿でやってきます。
「へ、ヘイ、カーメン」と何とか誤摩化そうとするお兄ちゃんですが、「眠れないのね?ベッドに戻ってくれたら、眠れるようにしてあげられるんじゃないかしら」などというセクシーなお誘いに、「Sure! Yeah!」とニヤついてしまいます。
アンタって子は・・・。


「すぐ行くから」とキスをして(おっかなびっくりなお兄ちゃんが最高に可愛いです)彼女を寝室へ戻し、部屋に飾られている写真の数々を調べるのですが、ビーチでのカーメン、二人の(合成)ツーショット写真など、カーメンと付き合っていることの証明となるモノばかりです。
そして、その中の一枚にショックを受けたお兄ちゃんは、突然部屋を飛び出してしまいます。
フォト・フレームが落ちてガラスが割れるのが、お兄ちゃんの受けた衝撃度を物語っていますが、ちょっとベタ過ぎやしませんか?(笑)

夜中にインパラを運転して到着したところとは・・・。
「Pilot」「Home」で登場した、ウィンチェスター一家が昔住んでいたローレンスの家でした。


ノックとピンポン攻撃に起きてドアを開けたその人とは、死んだはずのママ、メアリーでした。
ディーンの記憶のママとは20年以上経っているので、それなりに老けてはいるママですが、やっぱりキレイ!

何があったのか尋ねるママに、「わからないよ」と既に涙ぐんでいるお兄ちゃん・・・。
ああ、声まで震えてますヨ・・・。
どうやらカーメンからディーンがいきなり出て行ったと電話があったらしく、何があったのか尋ねるママですが、それを遮って「俺が子供の頃、いつも寝る前に言ってくれたのは何だった?」と問いつめるお兄ちゃんです。
目の前のママの存在が信じられないんですね(涙)


答えは、13話「Houses of Holly」でディーンがサムに言った「天使がいつも見守ってくれているわ」でした。
そして、その言葉をそっくりそのまま答えたママを感極まって抱きしめてしまうお兄ちゃん・・・。
「何だか怖いわ。どうなってるのか教えてちょうだい」と心配するママですが、「また会えて幸せなだけだよ」て。
うわ〜ん。アンタ、もう泣いてるじゃん!お兄ちゃーん!

何とか気持ちを落ち着けたお兄ちゃんは、以前この家で火事があったかどうか確かめますが、そんなことは起こらなかった様子です。
このリビング、壁紙といいインテリアといいフェミニンでママらしいですね〜。
現実世界で、兄弟が毎日泊まっている安っぽいモーテルの内装を考えると、な、涙が・・・。

しかし、飾ってある(合成)家族写真の数々の笑撃が凄まじくて、呑んでいたビールを吹き出しそうでしたヨ!
学生時代の美しいディーンとさえない(アッ)GFの写真(これは、プロムの時ですかね?)や、サムの不細工な(アッ)卒業写真とか・・・。
そして、ソフトボールのユニフォーム姿(しかも「ルート66」って!)のパパの写真(にっこり笑うパパなんて・・・)から、パパが既に死んでいることが発覚します。

D「ダッドは死んだんだっけ?」
M「???」
D「死んだのは・・・?」
M「卒中じゃないの。寝ている間に亡くなったのよ。知ってるでしょ」
D「そりゃ、よかった」
M「何ですって?」

そりゃ、「エクスキューズミー?」って言いたくもなりますよネ!
「安らかに死んだんだから」とか何とか誤摩化しましたお兄ちゃんですが・・・。
そして、このAU(Alternate Universe)世界に来てから、二回目に言われてしまいます。「酔ってるのね」と・・・。
どうも、この世界のディーンとお酒はセットみたいです。


カーメンに迎えにきてもらおうと電話に手を伸ばすママですが、懐かしいから今夜はここに泊まりたいと迫るお兄ちゃん。優しくママに触れてもらうお兄ちゃんの表情が堪りません!

ああ、もうChevyの目に!

こみ上げた涙が引っ込みました・・・。

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